北加瀬の家 / House in Kitakase

















「北加瀬の家」
神奈川県川崎市に計画をした2棟の都市型の建売住宅。
まず計画では、2面道路に面する三角形の不整形な土地を2つに区画した敷地に対して、天空率を使い敷地のポテンシャルを目いっぱいに利用することを考えた。
周りの環境は朝は前面道路の人通りがあることや裏側には学校があることなどから、家族の暮らしの中心となるLDKは落ち着きがある2階に配置した。そして、1つはプライバシー性の高いテラスとつながるLDKとし、他方は三角形の形状を活かした不思議な奥行きを感じることが出来る家族の居場所となるようにしている。また、水回りはLDKと同じフロアに計画することで暮らしやすい生活動線とし、各寝室は1階と3階に振り分けて確保することで、25-26坪の敷地に対して3LDKと4LDKの間取りを成立させた。
外観デザインは2つの計画建物の開口計画や素材を揃え、全体として統一感を生み出すように計画をしているが、天空率をクリアしつつ目いっぱいにボリュームを確保した形状と、キャラクターの異なる2住戸が生み出す2つ個性が合わさることで多様な表情として感じることが出来るファサードデザインとなっている。
「北加瀬の家」は一般的に不利と思われる変形地において敷地のポテンシャルを最大化しつつ、敷地の個性が魅力として転換されることを目指した都市型建売住宅である。
所在地:神奈川県川崎市
用途:戸建住宅
クライアント:企業
竣工:2025年
工事種別:新築
構造:木造 地上3階
敷地面積:83.16㎡(A棟)、80.30㎡(B棟)
建築面積:52.56㎡(A棟)、51.73㎡(B棟)
延床面積:116.60㎡(A棟)、114.33㎡(B棟)
設計・監理:小倉大助(小倉建築計画工房)
施工:タカマツビルド
構造設計:ポラテック富士
外構工事:テディアート
写真撮影:加藤悠(ウェイ)