半島リビングのある家 / House in Oro
敷地は少し車通りのある通りから専用通路を入った場所にあり、敷地に立つと北東の遠景には山並みが見え、夏には北方向に花火が見えるロケーション。
施主の一番の希望は開放感のある住まいであることから、このような豊かな環境を最大限に享受出来る居心地の良い家族の居場所を設計したいと考えた。
建物の外形はT字型として、LDKの空間が眺望を求めるように環境に対して飛び出す半島の様な外形を考えた。
そのように計画し敷地に配置すると南には陽当たりの良い庭、北側には眺望を楽しむことが出来る庭。という2つの性質が異なる外部環境とそれに囲まれたLDKの姿が立ち現れる。
環境に囲まれた「半島LDKのある家」は敷地の外側からは伺い知れない開放感と日々の生活の暮らしやすさの両立が出来る住まいです。
所在地：静岡県浜松市
用途：戸建住宅
クライアント：個人
竣工：2024年
工事種別：新築
構造：木造 地上2階
敷地面積：333.77㎡
建築面積：86.32㎡
延床面積：114.89㎡
基本設計：小倉大助（小倉建築計画工房）
実施設計・施工：LIFEFUND（ARRCH）
動画撮影：栗原優也（ウェイ）