設計事例

内包する家 / House in Misono

「内包する家」

埼玉県さいたま市に計画をした住宅。

計画敷地は周辺が開けた環境にある整形地で、北側隣地は道路側より一段土地が高く、隣地にはマンションがあり、お互いのプライバシーを守りながら暮らせる配慮が必要だった。
また、要望として「周辺環境を気にせずに自分達らしい暮らしが満喫したい」という事が最大の希望だったことから計画では開口部は必要以上に設けずに音などに配慮した計画とする方針とした。

1階のLDKの南側には大きな開口部を設け十分な明るさを室内に取り込むようにしているが、道路際に高さのある外壁で庭を囲み内包することでプライバシーを確保し、外部空間をLDKの延長として楽しむことができるように配慮した設計とした。この様な目隠しの壁を作る際には、外構フェンスで計画をする場合もあるが、計画地域の法規制によりその様なフェンスを外構で作ることが出来ない事から、それに変わるものを建築と一体的に計画した事もポイントである。

また、ご夫婦の生活が将来は1階で完結できるように寝室や水回りも全て一階に計画している。
そして、寝室や水回りなどの配置計画や廊下を適切に設けることでLDKへ生活感を持ち込まないような間をつくるように工夫した。

外観のデザインは正面の壁を高くデザインして風合いのあるセメント板を大胆に魅せ、2階建て部分のボリュームとの間に不思議な奥行きが感じられるようにしている。

「内包する家は」生活感を表に出さずに開放的に自分たちらしく暮らすことができる住まいである。

所在地:埼玉県さいたま市
用途:戸建住宅
クライアント:個人
竣工:2025年
工事種別:新築
構造:木造 地上2階
敷地面積:199.41㎡
建築面積:76.39㎡
延床面積:110.54㎡

施工・実施設計:樹・夢工房
基本設計:小倉建築計画工房

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